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産学協同プロジェクト
実社会に直結した職業指導

「動く北斎漫画」が太田記念美術館に展示―アニメーション科

日本の代表的芸術家として評価される北斎が、生前ロングセラーとして続編を描き続けた「北斎漫画」の絵をトレースして徐々に変化させる創意工夫の中から、学生が得る効果、そして現代日本の若者がサブカルチャーとして世界が刮目するアニメで、北斎が残した遺産から何を吸収し再び生み出すのか?そのような教育的観点に注目され、今回の試みに美術館からご評価を頂きました。

太田記念美術館の勝川春章展(2月2日〜3月27日)で展示された当校アニメーション科の「動く北斎漫画」。発端は日本美術アカデミー(AAJ/理事長:小林忠国際浮世絵協会会長・岡田美術館長)の「北斎漫画」を動かす提案、アニメーション科2年生の授業が取り上げました。また制作にあたり、一昨年パリ・グランパレ開催の大北斎展を取材された遠藤AAJ専務理事が、映像資料と共に北斎の海外の評価と存在の大きさをレクチャー。
指導講師は膨大な『北斎漫画』から学生の技量を考慮し、「シンプル」「動きが想像しやすい」「学生に興味がわく」「多様性」等を基準に30ページほど選出、そこから学生自身が好きな絵をもとに2〜4人でグループ制作。
グループ制作は実際に社会で仕事をする時に必要なチームワーク、対応力、責任感を身につける狙いがあり、学生自身の自主性を重んじ、周りと異なるテーマを選ぶ学生、自然な動きにこだわる学生、映像ソフトから今まで知らなかった機能を自分で見つけ、高度な技術に挑戦する学生など、『北斎漫画』から受けた刺激が成長へとつながりました。
また技術面だけでなく、アイデアの出し方、作品をトレースして得られる北斎の描き方やタッチなど、得られたものは計り知れません。
そして学外から完成後の展示と言うゴールを示され、社会との接点、社会に求められるクォリティの高さを体験し、相乗効果で技術・知識の大切さにも学生の興味が深まりました。


一般社団法人日本美術アカデミーでの紹介記事はこちら
http://www.artacademy.jp/special/


 
 

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