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今村昭秀学校長のコラム

(イラスト:マンガ科 小日向一葉)
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2021.4.28 New!

晩春と初夏の間(はざま)のような日が続いていますが、あちこちでハナニラの薄青色、白、ピンクなどの星形の花が目につきます。このハナニラは帰化植物で、英語でスプリングスター(春の星)と呼ぶそうです。
そんな春の星を迎えた入学式の式辞の続きになります。「目に見える形の課題制作や表現も大事ですが、目には見えない気持『心』もデザインです。クリエイションです。これは人の立場に身を置く他人への思いやりなど、精神の自由と内面の豊かさが必要とされるモラルやマナーの伴ったコミュニケーションができることが『心』をデザインするということだと思います。授業や課題が必ずしもやりたいことばかりではなく、自分にとってはやりたくないことや、嫌いなこともあるかも知れませんが、嫌いだからやらない、やりたいことだけをやる、などと言っていると、やりたいこともできなくなります。嫌いだけど必要だからやる。という自分が楽しくなるような工夫、演出をするくらいの意欲をもって下さい。それらはいずれアナタが花を咲かせるための栄養分だと思って下さい。もっと他に面白いものや楽しいものがあると思ってばかりいると、自分にとって必要で大事なものを逃してしまいます。出会ったモノやコトの中に面白さや喜びを見つけて下さい。あらゆる出会いに無駄なものはありません。出会ったモノやコトを受け入れて、ひたむきにきちんと悔いのないように学んで下さい。毎日できる精一杯を少しづつ重ねていって下さい。そのためには心身共に健康であることが大事です。とくにこのコロナ禍では、何かと不自由な生活を強いられることあるかと思います。先行き不透明や閉塞感などで悩んだり、迷ったり、辛くなったときは、先生、職員、学生相談室などに話をしてみて下さい。心置き方のひとつで心が軽くなったり、楽になったりします。アナタが好きな分野で自立するため、アナタの将来を切り開く力をつけるため、私たち、教職員全員がアナタを応援、サポートします。今日から一緒に頑張りましょう!!」。その日のガイダンス、翌日からのオリエンテーション、個人面談、健康診断、予定通りスムーズに授業へと進んでいます。
コロナ禍で迎える二度目の春ですが、今年の方が感染拡大の環境状況は悪くなっていて、時短、オンライン、リアルを共存させながら成果を求めることになります。そんな中、不安定要素を抱える「ケア」が必要になる学生が多くなるかと思います。こんなときだからこそ、教育を意味する「エデュケーション」の語源である「植物の成長」「命を育む」を想い、教え教えられ成長を「待つ」「許容」することなど寛容さをもってケアする、教え育む教育は、鍛えたり調教したりすることとは違います。よく愛のムチなどといいますが、それは愛の無知(ムチ)ではないでしょうか。
 

2021.4.15

本校の1号館、2号館から眺められる明治神宮の森の落葉樹、常緑樹が混在する新緑の濃淡が、日を追うごとに春の陽差しにきらめき、映え、燃え、まさに新しいものが生まれ、始まる季節の春うららの好天に恵まれた8日の朝、10時より入学式を行いました。
例年ならば、その明治神宮の森に囲まれた明治神宮会館で行うのですが、コロナ対策のため、保護者の参列は遠慮していただいて、新入生のみ1号館、2号館の教室に各科、クラスごとに別れ、私の式辞他をオンライン動画で見るという形での入学式でした。今年も400人を超える新入生を迎え、昨年は中止となった入学式ができたことにほっとしました。その日の朝は1号館の入口で新入生、一人ひとりに「入学おめでとう」と声をかけ、私も新入生と共に清々(すがすが)しい気持で入学式を迎えることができました。
式辞では「皆さん東京デザイン専門学校への入学おめでとうございます。本来であれば明治神宮会館で保護者の方々にも参列いただいての入学式を行うわけですが、新型コロナウィルスの感染予防のため、このような形での入学式になりました。皆さんは本日より東京デザイン専門学校の学生のひとりになったわけですが、今日からは、共通の夢や目標をもった仲間がいます。見ず知らずだった人たちが、今日ここでこうして初めて出会って仲間になるのは、偶然という名の必然ともいえる運命的な出会いです。今日出会った仲間は、自然の大きな循環の中で有機的につながっています。人と人のつながりに距離や過した時間は関係ありません。つながる相手はその前からつながっているのです。今日は昨日までとは違うアナタのかけがえのない新たなスタートの日です。それぞれの多様な価値観と感性が出会ったことで、新たなクリエーションが生まれます。想い描く夢の実現には、その夢を共有してくれる人間関係が必要です。一人じゃないから、仲間がいるから続けられるのです。いろんな人と出会って関わり合って、又新しい自分が生まれます。学校もクラスもひとつの社会です。アナタもその社会の一員です。社会とは、異なる価値観をもつ、必ずしもわかり合えるとは限らない、他人が共に生きているところです。そこには、うっとおしくて、面倒くさくて、ややこしいけど大切で特別な他人がいます。そうした人との関わりの中で培われるのが、社会で最も必要なコミュニケーションです。ここでいうコミュニケーションは友達とのオシャベリとは違います。自分とは違う価値観や考えをもつ人と意志の疎通ができることを言います。今ここですでに新しい仲間とのコミュニケーションが始っています。これからいろんな人と出会って関わって自分が磨れていきます……」。式辞の途中ですが、長くなりますので次回に続けさせていただきます。
コロナウィルスに翻弄(ほんろう)される日々ですが、春は季節を示す以外に「青春」のように活気に満ちた時期を表わしてもいますので、その青春のおすそ分けを少しいただいて、「名のみの春」にしたくはないとの思いです。とはいえ、季節の変り目でもあり、体調はあまり良くありません。そんなことでは、胃、肝臓(いかんぞう)です。

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